乳頭(乳首)・乳輪の正しい脱毛方法
乳頭(乳首)や乳輪はデリケートな部分であるだけに、逆に脱毛しにくいのが難点なのです。自己処理とクリニックやサロンでの脱毛について、それぞれの方法と注意すべき点をまとめてみました。
乳頭(乳首)・乳輪のセルフケア方法と注意点
ムダ毛の自己処理においてはカミソリ、毛抜き、脱毛クリームなど様々な方法がありますが、これらの方法は簡単に行える反面、肌や毛穴に負担をかけることが多いのです。炎症や色素沈着による黒ずみを引き起こす可能性があるので、脱毛の際には細心の注意を払うようにしましょう。
カミソリでの自己処理の注意点
カミソリの刃によって皮膚の表面を傷つけるため、黒ずみやカサつき、さらには炎症といった肌のトラブルを招きやすいのです。
表皮の角質もはがれてしまうので、乾燥や肌荒れを起こすこともあります。
<毛抜きでの自己処理の注意点>
カミソリでは仕上がりはキレイにできですが、無理に抜くことで毛穴から雑菌が入って炎症を起こす場合があります。デリケートな乳頭(乳首)・乳輪部分の脱毛には適していません。
除毛剤での自己処理の注意点
脱毛クリームなどの除毛剤には化学薬品が含まれているのはよく知られています。これは肌に相当の負担がかかります。使用の際には、それぞれの製品に記されている使用量や方法に必ず従うようにします。また肌の強さには個人差があるので、人によっては正しく使っていても肌自体を溶かして皮膚を傷めたり、かぶれやアレルギーを引き起こす場合があります。
デリケートな乳頭の場合は、どの脱毛方法を選んだとしても自己処理では必ず肌へ負担がかかるようになります。
それでもどうしても自己処理をしたいという場合には、安全ガードのついたカミソリや電気シェーバーで表面の毛を剃るだけにとどめたほうがいいでしょう。
クリニック、サロンでの脱毛方法と注意点
クリニックやサロンで受けられる脱毛方法にはレーザー脱毛さらには光脱毛、そしてニードル脱毛があります。
以下に、それぞれの方法と注意点について解説します。
レーザー脱毛
毛の黒い色素であるメラニンに反応するという、レーザーの特性を使った脱毛方法です。
脱毛したい部分にレーザーをあてることで、毛を作り出す細胞自体にダメージを与えて、そこから毛を生えにくくするのです。
レーザーはメラニンが濃い部分に吸収されるので、乳頭や乳輪などの色の濃い部分に当てると、痛みが強いばかりでなくやけどの原因になることもあります。
このため脱毛に適正な強さのレーザーを当ててくれるような、信頼できるクリニックを選ぶ必要があるのです。