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腕の脱毛方法と注意点


自己処理の時はトラブルに気をつけて

腕の毛は比較的薄いので、自己処理で簡単に剃っておしまいという人も多いのではないでしょうか?
しかし、腕こそ脱毛でのトラブルが起きやすい部位なのです。
その理由は、腕が露出する機会の多い肌という点にあります。特に春夏になると露出する機会も増えるので、腕は知らず知らずのうちに日焼けしています。このような状態の時にカミソリで剃ってしまうと、炎症を起こしたり、肌を乾燥させる原因になるのです。
お勧めの自己処理方法は、家庭用脱毛器による脱毛です。
肌への負担が一番少なく、また、回数を重ねることで毛を薄く生えにくくすることが可能です。次にお勧めするのが、電気シェーバーによる除毛です。刃が直接肌に触れないので、角質を傷つける心配が少ないです。カミソリは電気シェーバーよりも角質を削るリスクが高くなるので、使用する場合は剃り方に十分注意しましょう。カミソリを使用する際の注意点は次の通りです。
肌が濡れた状態だと角質がふやけてはがれやすくなっているため、シェービングは乾いた状態で行います。
何もつけないで剃ると角質が削れてしまうので、剃る前にワセリンなどを塗り肌を保護するのです。
皮膚を傷める原因になるので、剃る際は毛の流れに沿って剃り、同じところを何度も剃らないように気を付けます。
剃った後はぬるま湯で洗い流し、再度ワセリンを塗って肌を保護するのです。
肌がデリケートになっているため、刺激を与えないためにも剃った直後の入浴(湯船につかること)は避け、2,3日は石鹸の使用をひかえましょう。
肌にダメージを与えてしまうため、ムダ毛の処理は2週間に1回程度を心がけるようにします。
また、ワックス脱毛という方法もありますが、はがす行為自体が肌に負担をかけるため、肌が弱い方は避けるようにしましょう。

ブツブツができている腕の脱毛は要注意

腕の場合、ブツブツやざらつきが気になることも多いと思います。毛孔に角質が詰まり角栓となって肥大してしまうとこのような状態になるのですが、これは毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)、毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)と呼ばれています。
これは健康上の大きな問題はありませんが、見た目が気になるという女性は多いでしょう。
このような状態でワックス脱毛やカミソリでの除毛を行うと、角質をはがしたり削ってしまい、肌トラブルが余計にひどくなる恐れがあります。
毛孔性苔癬がある場合は、脱毛する数日前にゴマージュをしたり、肌にやさしいピーリング剤でざらつきをケアすることをお勧めします。
そうすることで、肌への負担が軽減されますし、仕上がりのなめらかさも変わってきます。

クリニックやサロンでの脱毛はイベントの時期を考えて

腕を露出する時季になると急にムダ毛が気になるという人も多いと思いますが、海に行く直前の脱毛は避けなければなりません。
脱毛直後に長時間日光にあたると、脱毛後に敏感になった肌がやけど状態になったり、シミができてしまうことがあります。脱毛サロンやクリニックに行く時は、イベントの時期から逆算し、毛が抜ける期間や肌への負担が軽減される時間を考えてスケジュールを立てるようにしましょう。

サロンでの光脱毛

サロンで行われる光脱毛には、くすみを改善したり毛孔を引き締める作用もあります。毛孔に詰まった古い角質をきちんと落とした上で光脱毛をすれば、肌をなめらかにする効果も期待できます。コースが完了するまでには2年近くかかってしまいますが、根気よく通えば理想の肌に近づくことも可能だと思います。
もっと短期間でムダ毛をしっかりなくしたいという方には、クリニックでのレーザー脱毛をおすすめします。
腕は人目につきやすい分、きれいだと全体の印象もよくなります。
処理の手間や肌への負担などを考えて、自分に合ったムダ毛の処理方法を探しましょう。
。保湿剤には肌に負担をかけないワセリンがお勧めです。冷却ジェルや氷で冷やすと毛穴が引き締まるので、さらにダメージを緩和することができます。また、2、3日は剃った部位に石鹸を使うことも控えましょう。
生理前後や風邪などの体調が悪い時は、抵抗力が落ちているため肌が敏感になっています。こういう時にムダ毛処理をするとトラブルを引き起こしやすいので、できるだけ避けるようにしましょう。

ワックス、家庭用脱毛器を使用する際の注意点

自己処理方法のひとつに、ワックスを含ませた脱毛シートを使う方法もあります。
脇毛は毛の流れが複雑なので、ワックスを使用する際は毛の方向をきちんと見た上で剥がすよう注意しましょう。無理に違う方向に剥がすと、肌へのダメージが大きくなります。
また、最近では家庭用の光脱毛器やレーザー脱毛器も比較的手ごろな価格で手に入るようになりました。
購入する際は、価格と性能のバランスを見ながら自分が求めるものを選ぶようにしましょう。
家庭用のものはクリニックや脱毛サロンの器械よりも出力が弱く設定されており、安全に使えるようになっています。
しかし、濡れた肌に使うと軽いやけどのもとになりますし、日焼け後の肌に使うと水泡になる恐れもあります。取り扱い説明書をきちんと読んだ上で使うようにしましょう。
脱毛サロンやクリニックと同じように、家庭用の機器も繰り返し使うことで再発が抑えられるようになっています。出力も何段階かに設定されているため、痛みや肌の状態を見ながら照射することができます。
多くの照射回数が必要となりますが、根気よく続けることで処理の手間をなくすことができるでしょう。