VラインIラインの脱毛方法と注意点
Vラインとは、身体の正面から見たときのショーツ付近のライン=ビキニラインを言います。最近ではサロンやクリニックなどで施術をする際に、デザインを相談することが主流となっています。
Vラインのデザイン
Vラインのデザインには、主に下記のようなものがあります。
逆三角形型・・最もシンプルな一般的なタイプ
Iライン型・・センターを5cmぐらい残してIの字にするタイプ
ハート型・・正面から見たときにハートの形に見えるタイプ
丸型・・卵のような丸いライン。
全処理・・すべて処理してしまい、何も残さない脱毛です。
デザインはあくまでも好みであり、どんな下着や水着をつけるかによっても変わってきます。
自己処理の方法と注意点
Vラインは自分でも見えやすい部分ですから、シェービングやワックス脱毛、徐毛クリームなどでお手入れできます。毛を剃る場合は、カミソリよりも電気シェーバーのほうがお勧めです。刃が直接肌に触れないので、角質層を傷つける心配が少なくなります。
自己処理をするときは、まずお風呂で清潔にした後、長い毛を短くカットしておきます。角質層を削ってしまわないようワセリンを薄く塗り、蒸しタオルなどで処理する毛を柔らかくしてからシェービングするようにしましょう。
剃った後は再びワセリンを塗って、角質層が傷つかないようケアしてください。シェービングすると、再び生えてきたときに毛先がチクチクするといった問題が起こりやすいのですが、ヒートカッターを使って毛先を丸くするとチクチク感が軽減されます。
ワックス脱毛は剥がすときに角質も一緒に剥がれる可能性があるので、肌が敏感な人には負担の大きい脱毛法です。徐毛クリームは痛みもなくお手軽ではありますが、見えている部分の毛のタンパク質を壊して取り除く方法であるため、毛根は残っている状態で、再生力が高いと言えます。最近は家庭用の光脱毛器もあり、これを使ってVラインを脱毛する方法もあります。
いずれの方法でも、自己処理の場合は肌に多少なりとも負担をかけてしまいます。自分に合った方法で、できるだけトラブルのないように気をつけて行うようにしましょう。
クリニックやサロンでの脱毛
クリニックや脱毛サロン、エステサロンでのVラインを脱毛は、ここ何年かの間でかなり一般的になりました。価格も、1回あたり数千円から1万円程度と、比較的リーズナブルなっているのです。
一言でVライン脱毛と言っても、脱毛範囲はクリニックやサロンによって違います。たとえば、ショーツのラインから見えない程度だけ脱毛してくれるところから、ボクサーショーツくらいの範囲まで脱毛OKとしているところまで、さまざまです。使っている機器もクリニックやサロンによって違ってきますし、それによって脱毛効果や痛みなども違うので、検討する際は、価格や通いやすさはもちろん、機器や脱毛範囲など、総合面で判断するといいでしょう。
また、テスト照射をしっかり行ってくれるかどうかや予約のとりやすさ、キャンセルに関するルールなどもしっかり把握しておきましょう。
Vラインはデザインも大切なので、カウンセリングが丁寧かどうかという点も要チェックです。
Iラインの脱毛方法と注意点
Iライン脱毛とそのメリットなのですが、Iラインとは股関節の内側にあるラインで、デリケートゾーンと粘膜にとても近い部位です。Vライン(ビキニライン)を脱毛する際に一緒に脱毛される方が多いようです。Vラインよりも自分の目で確認しづらく、粘膜のあるデリケートゾーンにも近いため、脱毛する際には特に注意が必要となります。
Iライン脱毛についてよくある質問に、「Iラインはどこまで脱毛していいの?」というものがあります。ハイジーナという全脱毛もあるくらいなので、全部できなくはないのですが、自己処理の場合は粘膜の部分まではやらないほうがいいでしょう。粘膜部分になると角質層が薄く、よりデリケートなので、処理方法を間違えるとトラブルを起こしやすくなるからです。
デリケートである分トラブルが心配な部位ではありますが、Iラインの毛を脱毛することでTバックの下着や水着ファッションを楽しめるだけでなく、月経時の蒸れやかぶれを防ぐこともできるというメリットがあります。
Iライン脱毛をすると自宅では問題ないのですが銭湯や温泉などでは自分の恥ずかしい部分を覆う毛がありませんので陰部をむき出しにしてしまいます。ですから恥ずかしい人はできるだけ温泉や銭湯には行けなくなるのですが、そこはタオルを腰に巻くなどして対処すればそれほど恥ずかしいことはないでしょう。最近は若い女性の多くはVIOラインのカットをしていますのでそれほど目立つ脱毛ではなくなってきているのです。
それよりも現在では大胆な下着で陰毛が見えるほうが恥ずかしいという人のほうが増えてるのが実情ですね。