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脱毛の冷却ジェルとジェル無し脱毛について


脱毛の冷却ジェルの効果と不快感

エステサロンでは、冷却ジェルを使っていることがほとんどです。
この冷却ジェルというのは、どういう効果を求めて使うものなのでしょうか。
エステサロンで行っている施術といえば、フラッシュ脱毛または低出力のレーザー脱毛です。

フラッシュやレーザーというのは熱エネルギーを利用した脱毛になっています。
レーザー脱毛は広範囲にレーザーを照射して、黒色にのみ反応して吸収され、熱エネルギーに変換されるという仕組みによって脱毛を行っているのです。
そのため、肌は熱くならずに脱毛を行うことができるのですが、肌が黒いと肌も熱くなってしまいます。

フラッシュ脱毛は狭い範囲で光を照射します。
この光は全体的に熱を帯びているので、全体的に肌に痛みを感じてしまうのです。
そういったレーザーやフラッシュで施術をする際の痛みを少しでも軽減するために冷却ジェルを使っています。

潤滑油的な役割をしているのだというイメージで問題ありません。
カミソリを使うときのシェービングクリームのようなものだと思っていても間違いではないのですが、メインの使用目的は施術前の保湿と施術前の皮膚の冷却にあります。

肌が乾燥していればいるほど痛みを感じやすくなるので、まず肌をほどよく湿らせるのです。
そして肌の表面を冷やすことによって、熱エネルギーによる熱さを緩和するという目的で使われています。

ただ、この冷却ジェルは寒くて不快感がありますよね。
冷却ジェルはかなり冷たいですし、ローションのようにベタベタしていてかなり不快です。
広範囲の脱毛になると、とても時間がかかってしまうので、その不快感が長い間続くことになります。
冷え性の人なんかはかなり辛いです。

そんな不快感を減らすために、ジェル無しの脱毛というのがあります。

ジェル無し脱毛のメリット

ジェル無し脱毛のメリットと言えば、まず施術が早く終わることです。
ジェルを塗るという時間が無く、その分ジェルありの脱毛よりもスピーディーに施術に移ることができます。
結構、ジェルを塗る時間って長いですからね。
定着させなければなりませんし、十分に冷却するためには塗ってからすぐに施術に移るというわけにもいきません。

寒くないというのが最も大きなメリットでしょう。
やけど防止のために塗られているという側面が大きい冷却ジェルは、冷却効果がとても高いのですが、その分つめたい。
しかもからだが全体的に冷たいという状態が長時間続くことになります。
脱毛の施術には、フラッシュだと1時間から3時間かかる場合があるので、その間中ずっと寒さを我慢することになるのです。

寒さに弱い人だと、寒さで脱毛どころではなくなってしまいます。
寒さに強い人だと気持ちよくなって眠ってしまうということもあるようなのですが、女性は冷え性の方が多く、前者が多いでしょう。
そのため、寒くないというのはとても大きなメリットです。

不快感が少ないというメリットもありますね。
冷却ジェルというのは、施術後にふき取られるだけで、シャワーを浴びることができるわけではありません。
そのため、ジェルのベタベタとした感覚が残ってしまうのです。
そのまま出かけることを考えたときに、一日中べたべたした感覚と付き合わなければならないというのはかなり不快ですね。
そのまま家に帰るという人はいいのですが、脱毛後に遊びに出かける人が多いので、これは大きなメリットになります。

ジェル無し脱毛のデメリット

ジェル無し脱毛のデメリットですが、これが特にありません。
冷却ジェルと使わないところというのは、違う冷却方法で冷却しています。
方法については後で述べますが・・・。

とにかく冷却そのものをしないわけではないので。特にデメリットが無いのです。
ただひとつあるとすれば「脱毛施術を行ったあと、毛の燃えた・焦げたような匂いがする」というくらいでしょうか。
冷却ジェルによる保湿効果が得られないことがあるので、どうしても燃えたりこげたりしてしまうわけです。

ただし、ジェル無しで脱毛施術を行う場合は、保湿成分が高いローションを塗ることになるので、そのリスク回避はできています。
そのかわり、「ベタベタする」というデメリットが少し浮上してきます。
それでもジェルよりはましなので、いいですね。

キレイモはジェル不要のサロン

冷却ジェル不要のサロンに、キレイモというサロンがあります。
ここで行っている施術方法は、光の照射とともに同時冷却するという方法です。
照射器を肌にあてて脱毛を行うのですが、この照射器に冷却機能がついていて、瞬時に局部冷却して光を照射してくれます。

このことによって、全体的にかつ継続的に冷たいということを防ぐことができるわけです。
照射前の数秒間だけ冷却装置が作動して肌を冷却。
その後は照射して・・・を繰り返すことになります。

ジェルの変わりに保湿をしてくれるのは、保湿成分の高いローションです。
このローションにはリラックス効果やそのほかの効果がついているということもあります。

まとめ

冷却ジェル無しで施術可能なサロンというのはまだまだ少ないですが、徐々に増えてくると考えられます。
冷却ジェルが無くても脱毛をすることができるのだということを覚えておきましょう。
ジェルを使わないからといってと特段料金が高くなるということもありません。