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永久脱毛ってホントなの?ずっと生えてこないのかな


永久脱毛って何回くらい通えばツルツルになれるのかな。
本当に永久なの?そういった肝心なところが知りたい!

医療機関で脱毛

古くから、エステティックサロンでの電気針を使用する脱毛を「永久脱毛」として今でも社会的に認知されています。それでも厚生労働省の見地から見て、脱毛は医療行為であって、本来は医療機関にのみ許されるべき行為だということです。
医療機関以外で電気針脱毛やレーザー脱毛が行われているようですが、場合によっては色素沈着や皮膚の炎症、さらには軽度の火傷など、トラブルが絶えないようです。
また、レーザー脱毛に近い、もどきといえる装置を使用しているエステティックサロンなどでは、医学的に見て「永久」脱毛には程遠い脱毛も多く見受けられるのです。
脱毛は医療行為であることを認識して、医師が責任を持って治療を行う病院を選択するようにしたいものです。

さまざまな脱毛方法

脱毛は女性にとって今では大事な身だしなみの一つとして多くの関心が持たれています。現在、脱毛には、いろいろな方法がありますが、それぞれに利点と欠点があるのです。
カミソリや電気シェーバーを使った後の皮膚は傷んでいて炎症を起こしやすく、毛抜きを使ったあとには毛穴が目立ち、さらには化膿しやすいという欠点があります。脱毛クリームは人気の高い脱毛方法なのですが、皮膚の保護膜までも溶かしてかぶれる原因になってしまいますし、テープやワックスを使用すると皮膚へのダメージが大きくなってしまって、炎症を起こしやすくなるのです。 これらの脱毛は一時脱毛と呼ばれていて、脱毛の度に皮膚のトラブルの原因を作っていると言えるのです。
これに対して、電気針脱毛やレーザー脱毛は永久脱毛と呼ばれている脱毛方法です。昔からある電気針脱毛は、痛みを伴って、脱毛が完了するまでに長い時間を要するので患者さんにとってはこれまでは辛い選択でした。そこで、登場してきたのが医療レーザーによる永久脱毛です。医療レーザーを正しく用いると、痛みが少なくて短期間で治療が可能になるというメリットがあるのです。

永久脱毛の『25年間ツルツル』って本当なの?担当者との一問一答

担当者 美容脱毛コースに関しては、一本一本丁寧に抜かせていただいております。ですから、一度(施術を)行ったところからは二度と出てこないといわれている脱毛になっているのです。

ーー自分で眉毛などの手入れをする時に、毛抜きで毛根ごと抜くのですけど、そのあとまた生えてくるんですけど、それとは違うんですが?
担当者 毛抜きと違うのです。一本ずつ、微量の電気を使って施術を行ってますので、毛抜きで抜くのとはまったく違った処理内容となっているのです。

ーー具体的には、どういう処理方法なんですか?
担当者 毛抜きで抜く場合は、いま現在毛根から新しく生まれた毛の根っこの部分から抜くのですけど、その下にはまだ毛を生み出す組織があります。ですからそこからまた毛が生えてくるのです。対して、美容脱毛では、その組織を死滅させる、あるいは退化させるという効果がありますので、また再び毛が生えてくるということがないのです。

確実な永久脱毛

日本人の体毛は黒色です。これは毛にメラニンが含まれているためなのです。
医療レーザー脱毛は、このメラニン色素を含んでいる組織だけを選択的に破壊するような性質があります。強い熱エネルギー・衝撃エネルギーを利用して、毛根・皮脂腺を破壊することで毛・及びその周囲に熱変性を起こすことによって、確実な永久脱毛が可能となるのです。

医師法との関係

針脱毛やレーザー脱毛は医療行為とされていて、医師のいないエステティックサロンでの営業には法的問題があありました。
また、高額な内容であるにもかかわらず、その場ですぐに契約させようとするような問題も多々あったのです。
厚生労働省が、2001年に「医師免許の無い者がレーザー脱毛をすることは医師法違反」と通達したことを受けて、各エステティックサロンは、業界団体の再編やそこでの検討を経て、レーザーの出力を一定値以下に抑えるなどして対応しています。
それでも、2009年には、神戸市をはじめとした近畿・中国地方の西日本地区に店舗を展開するエステティックサロンチェーンが、医師免許を持たない従業員にレーザー脱毛を行わせていたことが判明して、兵庫県警が医師法違反容疑で捜索を行っています。
この店の利用者の中には、火傷などのトラブルに見舞われた人もいるという[ことです。
2012年3月には、2011年7月に医師免許がないのに20代の女性に脱毛する医療行為を行ったとして、大阪府警生活環境課と曽根崎署は6日、女性社長と店長従業員の3人を医師法違反で逮捕しています。こういった不法行為はこういった業界ではなかなかなくならないのです。