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医療機関で脱毛する場合の注意点


医療脱毛とエステ脱毛はかなり違う

脱毛といえば、テレビや電車の中吊り広告などで最近よく目にするようになりましたね。
中吊り広告やテレビCMなどを打っているのは大手の脱毛サロンで、脱毛と言えば脱毛サロンをイメージする人が多いのではないでしょうか。
ただ、脱毛はエステやサロンでのみ行うものではありません。

医療機関であるクリニックでも、脱毛は行っているのです。
ちなみにクリニックというのは入院病棟の無い医療機関のことですね。
美容クリニックや美容外科などで行われている医療脱毛と、エステで行われているエステ脱毛はどこが違うのでしょうか。

実際にどこが違うのかというと、レーザー脱毛の違いにあります。
医療機関のレーザー脱毛とサロンのレーザー脱毛を比べると、明らかに医療機関のレーザー脱毛のほうが出力が高いのです。
それは、レーザーの高出力照射というのは医師免許がなければできないという取り決めがあるからなんですよ。
勘違いしている人も多いのですが、レーザー脱毛自体に医師免許が必要なわけではなく、永久脱毛時に必要になってくる高出力レーザーのみ医師免許が必要なのです。

そのため、医療機関では高出力のレーザーを扱っています。
医療用レーザーは毛根にある、「毛をはやせ!」という命令を出している細胞:毛乳頭を破壊してしまうので、自然に毛が抜ける・生えなくなるというメカニズムなわけですね。

この細胞の破壊という行為が法律では「医療行為である」とされているので、細胞を破壊するような高出力レーザー脱毛は医療機関でしか受診できないということになっています。
エステのレーザーは、毛根に少しダメージを与える程度の出力で行っているので法律には触れていないというわけです。

脱毛と毛のサイクルについて

脱毛というのは、一度通ってはい終わりではありません。
皮膚から飛び出ている毛というのは、体にある毛の3分の1未満と言われているのです。
脱毛は、それら飛び出ている毛にしか効果がないので、どうしても眠っている毛が生えてきてしまいます。
毛が生え変わるスピードというのはバラバラなので、そのスピードにあわせて照射スケジュールを組み立てていかなければならないわけです。

毛が生え変わる周期のことを毛周期というのですが、その周期は部位によって異なります。
その周期を見極めるのも難しいのですが、医療機関のほうがサロンよりも正確に見極めてくれることが多いため、効率よく脱毛できるわけです。
医師や看護師によってカウンセリングが行われ、そのカウンセリングから周期を見極め、照射スケジュールを立てています。

脱毛が終わるまでの日数

脱毛というのは、ある程度期間をかけて行っていかなければなりません。
それは先ほど説明したとおり、毛には生え変わる周期があるからです。
その周期ごとに回数を重ねて脱毛をすることによって、本当の意味で効果のある脱毛になる。
そのためには何回も通わなければいけないわけです。
これは、医療脱毛でもサロン脱毛でも同じこと。

医療レーザー脱毛だと、2,3ヶ月の間隔をあけて5回ほど通うことによって半永久的な脱毛効果が得られます。
先ほど説明したとおりの正確で効率のよい脱毛ができるので、少ない回数で脱毛を完了することができるわけですね。
3回目の施術では、もうほとんど毛が目立たない・目を凝らしたら見えるというレベルになってきます。

エステサロンで脱毛を行う場合は、1回1回の効果がそれほど高くないので、10回以上通うことでやっと毛が目立たなくなってくるといった感じです。
何回も何回も通わなければならず、かなり面倒ですね。

医療脱毛のリスク

医療脱毛にも、リスクが無いわけではありません。
安心安全といううたい文句をよく目にしますが、全くリスクがないわけではないのです。
ただ、何か起きたとしてもそこに医師がいるから迅速で正確な対応ができるという意味で安心安全というわけですね。

レーザー脱毛のリスクとしては、やけどがまず第一に考えられます。
レーザーは黒色もしくは茶色に反応して熱に変換される性質を持っているので、毛根にのみダメージを与えることができる。
それがレーザー脱毛の理屈なのですが、もしも日焼けをしていた場合は、皮膚まで「黒色・茶色」と認識してしまってレーザーが熱に変わり、やけどする可能性があります。

医療脱毛を行おうと思っている人は、常日頃日焼けに注意して過ごしましょう。
日焼けをしていると、危険性が増してしまいますよ。

とにかく痛い

医療脱毛は、とにかく痛みます。
医療脱毛はサロンやエステの脱毛に比べるとエネルギーが高いということを冒頭で説明しましたね。
そのエネルギーの高さの分痛みが増すと考えるとわかりやすいです。

ただ、それだけ痛むということは効果があるということと考えればいいですね。
痛みを効果アリの証拠として考える人も多いので、かえってその痛みがあなたに安心感を与えてくれるのではないでしょうか。

ただ、本当に痛みに弱くて我慢できないという人は、医療機関脱毛なら麻酔を使うこともできます。
麻酔を使いたいと希望すれば使ってくれるので、痛みに関してはそこまで気にしなくても問題ありません。
塗るタイプの麻酔・笑気麻酔など、歯医者さんでも利用しているようなものを使うことができます。

そういった設備のあるところを選ぶようにすれば良いでしょう。