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足/脚の脱毛方法と注意点


さまざまな自己処理方法とメリット・デメリット

スカートを履くときに露出してしまう脚が気になる人は多いでしょう。冬の間は濃い色のストッキングで隠せるけれど、夏は肌色ストッキングや生脚になることも多いのでお手入れが欠かせなくなります。
頻繁に処理するのは面倒で肌に負担もかけるけれども、太もも・ふくらはぎ、足の指など範囲が広いので、お金のことを考えるとプロに頼むのはちょっと……と思う女性も少なくないのではないしょうか?
自己処理で一番簡単なのは、カミソリや電気シェーバーによる除毛なのですが、剃った毛の断面が四角くなるので、次に延びてきたときに切り口の断面が目立って濃くなったように感じられるというデメリットがあるのです。
さらに、夏の間は「伸びたら、すぐ剃る」を繰り返さなければならないので、角質にダメージを与える心配もあります。
ワックス脱毛も比較的手軽ではあるのですが、毛にある程度の長さがないとシートをはがす時に抜けにくいので、毛が伸びるまでの間をどうするか?といった問題があります。また、はがすという行為が肌に負担をかけるので、肌が弱い方や敏感肌の方にはオススメできないのです。
最近では家庭用の光脱毛器やレーザー脱毛器も販売されていますので、これらを使って脱毛していくというのもひとつの方法ですね。
回数を重ねるごとに毛が薄く生えにくくなっていく点と、一番肌に負担がないという点では、オススメの自己処理方法と言えます。
露出が少ない秋冬に脱毛をスタートして、露出が高くなる春夏にはある程度毛が薄くなっているというのが理想だと思います。
ただし、脱毛器というだけあって、家庭用であっても価格は少々高めです。

美脚を目指すならプロに任せる

ムダ毛のお手入れから解放されたいという女性には、クリニックやサロンでの脱毛をオススメします。1~2か月に1回のペースで、クリニックは5~6回、サロンは1~2年ほど通わなければなりませんが、それできれいな脚でいられるとしたら、その分の価値はあるのではないでしょうか。
サロンでの脱毛は光治療が多いのですが、これは光のエネルギーを毛根に吸収させて毛を弱らせることで脱毛を促す方法なのです。出力が低いので痛みは少ないのですが、その分施術回数が多くなります。光治療はもともとクリニックでの美顔法として用いられていたものを脱毛に応用したものですから、毛穴が引き締まって透明感のある肌に近づけるというメリットもあるのです。
レーザー脱毛は光脱毛よりも出力が高く痛みも強いのですが、クリニックでの施術であるため、麻酔クリームを塗ってもらうことができます。価格はサロンよりも若干高めですが、毛の再生力を弱める効果はより高いと言えます。

アフターケアは入念に

自己処理、プロによる施術に関わらず、トラブルを防ぐためにもアフターケアはしっかり行いましょう。自己処理で脱毛した場合は肌を強くひっぱっているので、軽い炎症が起きていることがあります。処理後は冷たいタオルや冷却ジェルなどで肌を鎮静させるようにしましょう。

また、脱毛後の肌はとてもデリケートなので、刺激に敏感に反応してしまいます。
肌に負担をかけるような高濃度の美容液やクリームなどは避けて、ローションなどで保湿をするようにしましょう。脱毛直後に直射日光にあてるのはNGです。
脚・足の脱毛は、夏のファッションに欠かせないもの。自分に合った脱毛法で、スベスベの脚を手に入れましょう。

胸毛の脱毛方法と注意点

胸毛と乳輪の毛の効果的な脱毛方法
男性のような濃い胸毛で悩んでいる女性はそれほど多くないと思いますが、乳輪に生える毛で悩んでいる女性は比較的多いようです。そのため、乳輪の脱毛メニューがあるクリニックやサロンも少なくありません。
ただ、胸毛は男性向けの施術がほとんどで、クリニックやサロンで「胸」という部位がメニュー表に載っているところはほとんどありません。とはいえ、技術的には可能ですので、乳輪からもっと広範囲に脱毛したいといったことがある場合は、クリニックやサロンで相談してみるといいでしょう。
女性の場合、胸の脱毛をしたいという人は、乳輪に濃い毛が生えるのを何とかしたいという人と、産毛の脱毛をしたいという人の2パターンに分かれると思います。
乳輪脱毛の場合は、レーザーや光脱毛よりも絶縁針脱毛の方が効果を得やすいのです。乳輪が大きく色素も濃くて、その間に濃い毛が生えているような場合は、特に効果を得やすいです。それは、乳輪から1~2cmまでの肌はホルモンの影響が強いため、レーザーなどの効果が出にくい部分であるからです。
絶縁針脱毛は1960年代ぐらいから用いられていて、毛根に針で直接熱を伝える方法で脱毛します。毛根に直接働きかけるので、色素沈着した肌でも施術できるのです。
乳輪のまわりの毛はレーザーや光脱毛で、乳輪の上の抜けにくい濃い毛は絶縁針脱毛で、というように使い分けると、より満足度の高い仕上がりになると思われます。
絶縁針脱毛は電流を通す施術のため、妊娠初期や心臓の悪い人、高熱がある人は施術を受けられません。また、絶縁針脱毛を扱っていないクリニックもありますから、事前に確認するようにしましょう。