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Oラインの脱毛方法と注意点


Oラインの脱毛は専門家におまかせ

Oラインとは肛門まわりの丸い部分を指します。
鏡などを使わないと見ることができないので自分で見ることはほとんどないと思いますが、その分むだ毛が生えていても自己処理は難しい部位なのです。
また、とてもデリケートで色素沈着も起こしやすい部分でもあるので、そういった意味でも自己処理はお勧めできません。
Oラインの脱毛は専門家におまかせするのが一番なのです。

ワックス脱毛

施術のひとつに、サロンで行うブラジリアンワックスでの脱毛があります。
オーガニックのワックスを使っているところが多く、温めたワックスをOラインに塗って、それをシートで固めて剥がすといった方法で行います。
一気に大量に抜くことができるのですが、肌が敏感な人はその後のダメージが心配されるので避けた方がいいでしょう。
たとえば、VラインやIラインをワックス脱毛した際に痛みやかゆみがひどければ、肌がデリケートである証拠です。
Oラインのワックス脱毛はやめましょう。また、人によっては内出血を起こす場合もあります。脱毛後の肌荒れを避けるためにも、冷却・保湿はきちんとしてもらうようにしましょう。

光脱毛・レーザー脱毛・絶縁針脱毛

その他の方法では、主にクリニックでのレーザー脱毛とサロンでの光脱毛があります。光脱毛はOラインにジェルを塗った後に光を照射するのですが、これを複数回繰り返して一回の施術を終えます。
1~2週間すると毛が抜けてきますので、また毛が生えてくる周期に合わせて1~2か月に1回施術を行い、気にならなくなるようになるまで繰り返します。
脱毛サロンでは、医師法第17条により「毛および毛付属器を破壊せず、1か月後に90%以上の発毛が認められるような脱毛」しかできませんので、施術回数は多くなります。
レーザー脱毛の場合は、光の代わりにレーザーを照射します。痛みは光脱毛よりも強いのですが、新しいレーザー機器で痛みが少ないタイプのものも登場しており、場合によってはクリニックでの施術なので麻酔クリームを処方してもらい患部に塗ることができます。
ただし、麻酔クリームは別料金になっている場合が多いです。
光脱毛より施術回数は少なくて済みますが、それでも5回程度は通う必要があります。
光脱毛、レーザー脱毛のいずれもメラニンの色素に反応するしくみなので、色素沈着が濃い部分には痛みが出やすい傾向があります。
また、日焼けした肌やもともと色素の濃い肌の場合は施術できないこともありますので注意が必要です。
一部のクリニックではニードルを使った絶縁針脱毛も行っています。
これは、毛根に針を刺した後1秒ほど電気を通し、毛根の再生力を弱らせるという脱毛方法です。1本1本施術していくので細かい部分のケアに向いており、眉の上などの脱毛にも使われます。また、毛根に直接電気を通すので、産毛のような細かい毛の処理にも向いています。ただ、絶縁針脱毛をやっていないクリニックも多いので、クリニックを検討する際は事前に情報を得ておきましょう。
デリケートゾーン脱毛の中でも、Oラインは特にデリケートかつ恥ずかしい部分の脱毛であるだけに、信頼できるクリニックやサロンでの脱毛をお勧めします。
まず他の部位を脱毛してもらって、そのクリニック(もしくはサロン)が気に入ったらVIOラインもしてもらうという方法が、失敗がないでしょう。

自己処理の方法と注意点

Iラインを自己処理する場合は、まずお風呂で清潔にした後に行うようにしましょう。電気シェーバーは肌に直接刃をあてないので、デリケートな部分の徐毛に向いています。長い毛は予めヒートカッターで短くしてからシェービングすると、毛を巻き込むなどのトラブルを回避することができます。
シェービングをすると角質層を削ってしまう可能性が高いので、剃る前にワセリンなどで肌を保護しておきましょう。その後、蒸しタオルなどで処理する毛をやわらかくして、電気シェーバーをあてていきます。処理後にもう一度ワセリンを塗って、肌をしっかりケアすることも忘れないようにしましょう。
徐毛クリームなどを使う場合では、デリケートゾーンにつかないように気をつけましょう。また、ワックス脱毛は剥がす際の刺激が強いので、肌が弱い人は避けたほうが無難です。家庭用光脱毛器を使う場合も、粘膜部分には照射しないように十分注意しましょう。

クリニックやサロンで脱毛する際の注意点

クリニックやサロンでIラインの脱毛を行う場合は、生理中や日焼け後、風邪などをひいて免疫力が弱くなっているときは避けるようにしましょう。
Oラインはただでさえデリケートな部分ですから、余計に施術中の痛みがひどく感じられたり、また、施術前に行う自己処理で肌にトラブルが起こりやすくなります。
サロンでの光脱毛はクリニックのレーザー脱毛より出力が弱い分痛みも軽いですが、メラニンが濃いところには強く反応するため、ゴムで弾かれる程度の痛みはあります。
痛みには個人差があるので、施術者と相談しながら出力をコントロールしてもらうことをお勧めします。
レーザー脱毛は一般的に光脱毛よりは痛みがあると言われていますが、クリニックなので麻酔クリームを事前に塗ってから施術することができます。
また、アフターケアが心配な場合には医師に直接相談できるというメリットもあるのです。